粉飾決算による過大な売掛金の末路 - 資金繰りホットラインブログ

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粉飾決算による過大な売掛金の末路

カテゴリー:相談事例



皆様いつもお世話になっております。

 

資金繰りホットラインの武田です。 

 

 

今回もインターネットで当社のHPをご覧になったお客様からのお問合せでした。

 

 

金融機関のスタンスがガラリと変わり、リスケジュールの延長ができない

 

お客様:神奈川県の建設会社様

 

相談事項:粉飾の為に膨らんでしまった売掛金を特別損失で計上したが、

金融機関のスタンスが以前と全く変わってしまいリスケジュールの延長ができない状況

 

建設会社 

 

経緯・内容

今回、銀行交渉に関して相談に来られたこちらの会社様は、

金融機関からすでに借入返済のリスケジュールを行っていました。

 

以前から「売掛金が売り上げに対して大きいのではないか。」と金融機関から指摘があったのですが、

その原因は過去十数年にもわたって決算時に売掛金を過大に計上し利益を計上し続けていたためでした。

 

もうすでにリスケジュールも行われていることだし、決算書の膿を出し切りたい。

ということで、その過大な売掛金を前回の決算時に1億円程度特別損失に計上したところ、

その決算書を見た金融機関が態度を急変させ、

「リスケジュールに対応しかねる。」

というスタンスになってしまい、困っているとの事でした。

 

ちなみに、会社様の内容は

  • 年商10億円の建設業
  • 経常利益200万円
  • 特別損失1億円
  • 現在借入金5億円を8行の金融機関から返済リスケジュール中

 

という内容です。

 

 

社長様の言い分としては、

「決算に関しては経理担当と税理士に任せきっていて、決算内容はあまり把握していなかった。」とのことです。

 

とはいえ、決算申告書には代表者の署名が直筆でなされているので言い逃れは出来ません。

つまり、「知らなかった!」とは言えないということです。

 

 

銀行の言い分を簡単に言うと

金融機関をだまして虚偽の決算書をもって資金調達をしていたのかということでした。

 

そりゃそうだなという感じですよね・・・

 

 

対応策

我々としては、社長様と一緒に金融機関に出向いて説明するしかありませんが、

基本的には弁明しかできない状態です。

 

しかしながら、この会社様の事業継続のためにリスケジュールは必須であり、

全ての金融機関に足並みをそろえていただいた上でリスケジュールの延長のお願いするしかありません。

 

つまりは、火消しを行い円満解決し、リスケジュールの延長を取りまとめるということになります。

 

経緯を確認した後、まず各金融機関に伺うと、

なぜこのようなことになったのか?という原因究明の説明を最初から求められ、

我々としても弁明をすることしかできません。

 

現場サイドで行われる値引きがずっと会計上反映されていなかったことの蓄積で起きてしまった。

という厳しい弁明に終始するしかありませんでした。

 

そうこうしているうちに、返済期日が2か月経過していきます。

 

  • 代位弁済を回避したいということ
  • 事業を継続していかないと金融機関としてもメリットがないこと

 

をメインバンクさんに説明に行くものの、

メインバンクさんはこのようなややこしい案件に関しては積極的にかじ取りをしようとしてくれませんでした。

 

 

結論・まとめ

結局この建設会社さんは弁護士を介入させ、

事業譲渡からの再生に入っていくこととなりました。

 

我々としてはリスケジュールの段階から関与させていただきながら各金融機関との連携を取りつつ、

実体のない売掛金の処理を慎重に行えたら・・・という悔いの残る結果となってしまいました。

 

金融機関との信頼関係が崩れないよう密に関係性を保つことができればこういう形にはならなかったのだと思われます。

 

 

今回のケースは残念な結果となりましたが、すべての案件に関して言えることは

もう少し早く(今回のケースで言えば、銀行から指摘された時点ですぐに)ご相談に来ていただければよかったのに。

ということなのです。

 

 

日本中の資金繰りに困られている皆様、どうぞお気軽にご連絡をいただきたいと考えております。

スタッフ一同、お待ちしております。

 

 

TCRでは全国対応で資金繰りホットラインを展開しております。

 

お住まいの地域で面談が出来ることもありますので、こちらからお問い合わせ下さい。 

 

 

 

 

日本中の中小企業に幸せを

株式会社TCR 代表取締役 武田健一

粉飾決算による過大な売掛金の末路写真

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